特定健診・特定保健指導導入のこと(2)

今日は、生活習慣病の予防と検査項目についてまとめる。

特定健診・特定保健指導導入の背景などは、
特定健診・特定保健指導導入のこと(1)
を見てください。

検査項目を何にするかは、議論の的の一つであった。

多くの検査をすれば、それだけ費用がかかる。
そのため、検査項目は絞り込まれた結果だと思うが、
病気はメタボだけじゃないのに、と強く感じた。

企業内では、メタボ関連だけでなく他にも検査項目があるが、
企業によって差がないのか、
住民(国民健康保険の対象者)は十分な検査がなされているのか、

気になる所である。

今までなら住民検査を受けた時に、
お金はかかっても乳がんの検査などがしてもらえたのが、
同じ日に検査してもらえなくなった、という話もある。

しかし、生活習慣病のリスクを調べるために
何を検査すれば良いかが示されたことは確かである。

3.生活習慣病の予防について
現在、国民医療費の3 割が生活習慣病で、
死因別死亡率の6割が生活習慣病を原因としている。
肥満者の多くは糖尿病、高血圧、高脂血症の危険因子を持っている。
危険因子が重なれば心疾患や脳血管疾患を発症するリスクが高くなる。

生活習慣病を予防するためには、
食生活、飲酒、喫煙等の生活習慣改善が必要であり、
それを指導する仕組みが必要。(特定保健指導)
そのため、健康診断を広め、危険因子を持っていると思われる者を
ピックアップしなければならない。(特定健診)

4.基本的な健診項目(必須項目)
(1)質問項目
(2)身体計測(身長、体重、BMI、腹囲(内臓脂肪面積)) ※BMI=体重(㎏)/身長(m)2
(3)理学的検査(身体診察)
(4)血圧測定
(5)血液化学検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
(6)肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)
(7)血糖検査(空腹時血糖又はHbA1c検査
(8)尿検査(尿糖、尿蛋白

※ 血糖検査
  HbA1c 検査は、過去1~3か月の血糖値を反映した指標であるため、
  保健指導を行う上で有効。
  必ずしも空腹時における採血が行えないことから、
  空腹時血糖とHbA1c 検査の両者を実施することが望ましい。
  特に、糖尿病の人や疑われる人は、HbA1c を診ておきたい。

5.詳細な健診の項目(医師が必要と判断した場合)
(1)心電図検査
(2)眼底検査
(3)貧血検査(赤血球数、血色素量〔ヘモグロビン値〕、ヘマトクリット値)

6.その他の健診項目
40~74歳を対象とする健康診査においては、
それぞれの法令の趣旨、目的、制度に基づき、
基本的な健診項目以外の項目を実施する。
中でも、血清尿酸、血清クレアチニン検査、HbA1c 等
については、必要に応じ実施することが望ましい。

さて、上記の選ばれた項目が簡便に在宅で検査ができれば良いと思う。
私の目指していることの一つが、そのような環境を作ることである。

是非、多くの人に応援して欲しい。

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    Excerpt: 特定健診のまとめも今日でお仕舞い。 今日は、健診から保健指導への流れについてまとめた。 特定健診・特定保健指導導入のこと(1) 特定健診・特定保健指導導入のこと(2) Weblog: 健康管理(セルフケアチェック)を一緒に考えよう racked: 2009-01-21 08:56