特定健診・特定保健指導導入のこと(3)

特定健診のまとめも今日でお仕舞い。
今日は、健診から保健指導への流れについてまとめた。
特定健診・特定保健指導導入のこと(1)
特定健診・特定保健指導導入のこと(2)

この制度の基本はメタボが発症しないように指導することであり、
保健指導の対象者をいかに絞るか
というのが重要なテーマとなる。
年々、健診が繰り返され過去データが参考になれば判定もより正確になると思うが、
通常の判定ルールではそのことが定量的に決まっているわけでなく、
医師の判断がやはり重要なポイントとなる。

7.特定保健指導へ進むための判定
ステップ1
腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定する。
・腹囲 男性≧85cm、女性≧90cm → (1)
・腹囲 男性<85cm、女性<90cm かつBMI≧25 → (2)

腹が出ていないものは保健指導が受けられない!

ステップ2
検査結果、質問票より以下の追加リスクをカウント
①血糖…空腹時血糖値が100mg/dl以上
      またはHbAicが5.2%以上  または薬物治療中
②脂質…中性脂肪が150mg/dl以上
      またはHDLが40mg/dl未満  または薬物治療中
③血圧…収縮期の値が130mmHg以上
      または拡張期の値が85mmHg以上  または薬物治療中
④喫煙歴あり…上記①~③までのリスクが1つ以上の場合、カウントする。

たばこを吸っていると保健指導を受ける可能性が大!

ステップ3
ここで、どんな指導が受けられるかが決まる!

ステップ1、2から対象者をグループ分け
(1)の場合
①~④のリスクのうち 追加リスクが2以上の対象者は積極的支援レベル
                      1の対象者は動機づけ支援レベル
                      0の対象者は情報提供レベルとする。
(2)の場合
①~④のリスクのうち 追加リスクが3以上の対象者は積極的支援レベル
                      1又は2の対象者は動機づけ支援レベル
                      0の対象者は情報提供レベルとする。

ステップ4
保健指導の対象に例外もあります!

以下の条件を踏まえて保健指導レベルを確定。
○前期高齢者(65歳以上75歳未満)は、
 積極的支援の対象となった場合でも動機づけ支援とする。
○血圧降下剤等を服薬中の者は、
 医療保険者による特定保健指導の対象としない。
○市町村の一般衛生部門においては、
 主治医の依頼又は了解の下に、必要に応じて、
 服薬中の者に対する保健指導等を行うべきである。
○医療機関においては、
 生活習慣病指導管理料、管理栄養士による外来栄養食事指導料、
 集団栄養食事指導料等を活用することが望ましい。

なお、特定保健指導とは別に、医療保険者が必要と判断した場合には、
主治医の依頼又は了解の下に、保健指導を行うことができる。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック