先進医療を受ける場合に医療保険は役に立つのか

先進医療は健康保険が効きませんから、もし、受けたいと思ってもお金が一杯かかります。

このような場合には民間の医療保険が役に立ちます。
医療保険そのものは、掛け金が高くて病気になったとしても、なかなか元が取れないというケースもあります。

が、先進医療を受ける場合に給付金が出るならば、結構、メリットが大きいと思います。

<先進医療とは何だったか、おさらいです>

先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養等であり、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて評価を行うことになっています。また、保険診療との併用を認めたものであり、実施している保険医療機関から定期的に報告を求めることになっています。

平成21年8月1日現在、93種類(第3項先進医療技術として規定されている18種類を除く)となっています。今後、新たな技術が登場すると、先進医療として認められ追加されることもあります。

先進医療に関わる費用負担について

1.「先進医療に関わる費用」は、患者が全額自己負担です。
  金額は、医療の種類や病院によって違ってきます。


2.「先進医療に関わる費用」以外は一部負担です。
  一般保険診療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、
  患者さんは一部のみ負担し、保険給付を受けることができます。

具体例は、厚労省の「先進医療の概要について」を参照してください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/

ただし、先進医療はどの病院でも受けられるわけではありません。

厚労省が定めた医療技術毎の基準をクリアし、先進医療を行うと届け出ている病院のみに限定されています。大学病院やがんセンターなどの基幹施設が多いようです。

例えば、リンパ球活性化移入療法はクリニック(開業医)でもやってもらえますが、施設によっては一般保険診療部分も患者さんが全額負担しないといけないのです。

先進医療にかかる費用について

中央社会保険医療協議会が実績をまとめています。

※中央社会保険医療協議会 総会資料(平成21年2月25日)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0225-5f.pdf

平成15年から20年までの5年間の実績を見ると、医療機関の数や医療費は増えていますが、患者さんの数が単純に増えているとは言えません。
皆が皆、先進医療を受けていないのでしょう。

1件あたり費用ですが、医療技術によって大きくばらつきが見られます。

およそ80%の技術は100万円以下ですが、もし、医療を受けたとすれば、かなり大きな負担が強いられることが判ります。
数百万円かかるものも多いので、安易に受けることを決断できません。

ですから、自分は保険医療の範囲だけで我慢するというのであれば兎も角、場合によっては受けたいと考えている方は、ぜひ、医療保険の先進医療部分にも着目して保険を選んでください。

余談ですが、ある保険会社に「○○という先進医療を受けた場合、保障は出るのですか」と聞いたことがあります。
窓口の方は、ちょっと待ってくださいと言って、「大丈夫ですよ」と応えてくれました。
でも、保険が出るかどうかの判断は約款を読んでもなかなか理解しがたく、窓口の人も慣れていないようです。
「じゃあ、契約を結びます」と言って、後で、「話が違う」ということになる場合もあり、できるだけ事前に十分確認した方が良いと思います。
(実際の契約時は、病気にもなっていない段階ですから、詳しい話を聞くということ自体無理なのですが)

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