外貨預金の利回りについて

円高ドル安が進んでいます。
こんな時に海外の株の投資家はどんなことを考えるでしょうか。

きっと、高い円(通貨)で日本の株を買うよりは、日本の株を売って円を手に入れたいと思うでしょう。
一概に言えないにしても、どちらかと言えば、株は売られ、株安の動きが作られます。

円を手に入れ、ドルに換えれば一瞬に差益が手に入る投資家も多いはずです。
1万ドルを100円/ドルの時に円を買えば100万円になります。
90円/ドルになったので、その円をドルに換えれば、1.11万ドルとなって、11%に増えるのです。

このような状況では外貨預金は一つのチャンスです。

外貨預金とは、外貨建てで行う預金のことです。
注意すべきは為替リスクです。
円でドルを買った後、さらに円高が進めば円に戻した時に元本割れとなります。

税金面では、20%の源泉分離課税がかかり、マル優はなしです。
そして、預金保険制度の保護の対象外なので、簡単に言えば預けた金融機関がつぶれれば預金は保護されません。

実際の利回りを見てみます。
    

ここで重要なのは、ドルを買う、または、ドルを売る場合の価格は同じではないということです。
仮に、1ドル=90円と言われる場合、ドルを買う場合と売る場合で換算価格は異なります。
それぞれに価格(換算価格)が決まっており、TTS、TTBと呼びます。

・TTS(Telegraphic Transfer Selling Rate) 円を売って外貨を買う場合の価格
・TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate) 外貨を売って円を買う場合の価格

TTSはTTBよりも高いので、今手元に1000円あったとして、それでドルを買い、すぐに円を買い戻しても1000円よりも少ない額になってしまうのです。

外貨預金の実質利回り計算は次の要領で行います。
 ①預入金額 100万円、TTS=111円、TTB=109円、利率3% とする。
 ②預入金額をドル換算 100万円÷TTS
 ③利息 100万円÷TTS×0.03
 ④税引き後利息 100万円÷TTS×0.03×0.8
 ⑤元利合計 (100万円÷TTS)(1+0.03×0.8)
 ⑥円換算  (100万円÷TTS)(1+0.03×0.8)×TTB
 ⑦実質利回り (円建ての元利合計-円建ての預入金額)÷(円建ての預入金額)×100
   ※これ以外に、手数料がかかってきます。

金利が高くてもTTSとTTBの差額、為替変動が起こるため、元本割れになる可能性があります。
一方、満期の時に円安になっておれば、金利以上の差益が手に入ります。

普通預金にしておけば、いつでも為替の動きを見て売買ができます。
失敗しても良い、もしくは、円安になるまでお金を寝かしても良いと考えるならば、外貨預金に手を出してみるのも面白いと思います。

銀行で外貨預金はできますが、手数料や預入単位、金利が違っています。
三井住友銀行
三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
ソニー銀行
新生銀行
住友信託銀行

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