FX(外国為替証拠金取引)の基本4 <外貨預金について>

4.外貨預金について

外貨預金とは、円貨を外貨(米ドルやユーロ)に替えて運用する預金のことです。

定期預金と普通預金があります。
通常、定期預金の預け入れ期間は1ヵ月~1年です。
円預金と同じように1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年満期があります。

外貨預金には、金利と為替による差益が期待できます。
金利は円預金と同じように銀行に預けておいて付与される利息です。
円よりも外貨の方が金利が高い場合があり、円で預けるより高金利が期待できます。
為替差益とは、為替レートが円安に動いた場合に生じる差益のことです。

1ドル=90円で100万円預けたところ、円安で1ドル=92円になったとすれば、
元々100万円÷90円=11,111ドルだったのが、
11,111ドル×92円=102.2万円になり、差益2.2万円得することになります。

しかし、良いことだけではありません。
外貨預金にはデメリットやリスクもあります。

まず、外貨預金は預金保険の対象外です。
預けた銀行が破たんした場合に、元本保証はありません。

そして、為替差益が得られずに、為替差損が発生して損する場合もあります。
円高になれば外貨の価値が下がるため、預けたお金の値打ちが下がるわけです。

また、為替に変動がない場合も為替手数料が含まれるため、元本割れになることがあります。

円貨から外貨に替えるレート(TTSレート)と、外貨から円貨に替えるレート(TTBレート)には差があるため、その差額が手数料としてマイナスになるのです。

例えば、米ドルの場合、TTSレートとTTBレートには、1ドルあたり2円の差がありますので、払戻時の円貨額が預入時の円貨額を下回り、「元本割れ」が生じる可能性もあるのです。
具体的に言えば、仮に各レートが以下の値だとします。
TTSレート 1ドル=91円
仲値     1ドル=90円
TTBレート 1ドル=89円

預け入れの時に日本円を米ドルに換えますから、100万円は、100万円÷91円=10,989ドルです。
引き出す時には米ドルを日本円に換えますから、10,989ドルは、10,989ドル×89ドル=97万8千円です。
つまり、2万2千円損するのです。

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