朝鮮半島情勢と円高 不安な投資家心理

昨日のビッグニュースは、韓国の「哨戒艦沈没は北朝鮮の魚雷砲撃が原因」という大統領の発表に対する北朝鮮の反応だったでしょう。

北朝鮮は今後韓国とのあらゆる関係を断絶すると発表しました。
南北間の不可侵合意を完全破棄し、経済においても南北の協力事業である開城工業団地の事務所閉鎖、韓国側関係者の即時追放を行うということです。
さらに、北朝鮮の金正日総書記が、軍に対して戦闘準備をとるよう命じたようです。

これによって、朝鮮半島の緊張が高まりました。

その結果、アジア不安がアジアの株安を招きました。
そして、円高が極端に進みました。
夜になってから、ドル、ユーロが買われ、一昨日の水準まで持ち直していますが、この先は不透明です。

さて、ここで問題です。
今回のニュースで株安になるのは比較的簡単に理解できるでしょう。
ところが、ユーロが売られ、そして、ドルも円に対して売られました。
朝鮮半島に近い日本の円が買われるのが興味深いです。
それは、なぜでしょうか。

さて、いまだ欧州の金融情勢は厳しい状況にあります。
ギリシャ支援が決まったので、落ち着くかと思いきや、なかなかユーロは戻りません。
この背景には、リーマンショックの後遺症があるのではないかと思います。
崩れかけた世界の金融市場を建て直すために各国が金融支援を実施しましたが、追い討ちをかけるような今回のギリシャ問題です。
そんなに簡単に処理ができて、景気が回復していくとは考えられません。

それを金融機関はわかっていますから、依然投資家心理は不安を抱えたままであり、値動きが激しくなるのではないか、と思うのです。一時の上昇、下降に惑わされて動揺しすぎることがないようにしなければなりません。

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