「食べ過ぎ理論」(6)

 大事なのは栄養のバランスを取ることです。

 ダイエットや生活習慣病の予防といえばカロリーばかりを問題にする風潮がありますが、それは間違いです。
 栄養のバランスを考えずに、ダイエットのために
低カロリーのものを摂ればいいというのは、栄養の偏りを招いて問題です。

 ここで注意しないといけないのは、「バランス」というのはそれぞれの栄養素がどれぐらいの比率であれば良いか、ということですが、すべての人に通じる「絶対的に正しい比率」というのは無いようです。

「食生活情報サービスセンター」が配布している「食事バランスガイド」(実は、厚生労働省と農林水産省が作成したもの)があります。
独楽(こま)の絵に食品が描いてあって様々な食品をバランスよく摂って、倒れないようにうまく回しましょうというイラストです。
判りやすく工夫されていると思います。
ただ、この絵だけでは、どういった人が対象なのかはっきりしていないこと、それから、主食を結構勧めている点が気になります。
具体的には、毎食大盛りのご飯2杯を食べましょうということになっています。
もし、この通り食事をすれば毎食後の血糖値が上がってしまい、1000万人近くいると言われる糖尿病の可能性を否定できない人(HbA1c 5.6%以上、6.1%未満)の多くは糖尿病に仲間入りするでしょう。

(続きます)

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