今週の為替の動きを大胆に予測(?)

先週は終盤になってドル/円が上がり85円を超えました。
単純に円高へ進むものではないのが為替の特徴です。

さて、この動きが今週も引き継がれるのか、それとも再び円高の動きに戻るのか、とても注目されます。
為替の動きを予測するなんて、そんな大胆なことはできませんが、為替取引をする上で頭に入れておかないといけないことはあります。

今の円高はファンダメンタルの点からいえば、円が上がり過ぎです。
欧米の経済不安がありますが、日本が特別良いわけではありません。
ですから、この円高は、投資家や政府など為替関係者の思惑が多分に影響しています。
欧米の政府はドル安、ユーロ安は輸出を伸ばし経済回復に寄与させたいという思惑より歓迎しています。
むしろ誘導しているかもしれません。
そのため、日本政府が円高を嫌って為替介入をしようとしても海外政府の協力は得られにくい状況です。
それに日本政府の経済無策とか、日銀との連携が今一つのように映っていますから、円高は止まらないだろうと見られています。
それでテレビや新聞で、80円を切る可能性もあり、という「大胆な」予測をする人も出てくるわけです。

では、本当に円高は止まらないのでしょうか。

現在、ここまで円高になるということは、投資家が非常に高く円を買っているということです。
以前、攻防ラインの85円を切った時には、かなり勢い良く円が買われました。
でも、高過ぎる円を買ったということは、「もし、円が下がったら」という恐怖心理も大きく膨らんでいるはずです。
円安の兆候が見られたら、我先に円を売りだすはずです。
そうなれば一気に円安が進みます。
85円は一つの境目のラインです。
正確に言えば、ラインでした。
現在、そのラインは、ずれています。

1ドル84円で買った人が84.5円、ましてや85円になったのを見て冷静におれるでしょうか。
プロの投資家ならそれまでに売っているか、円高基調は変わらないはずと考えて保有しているかもしれません。
ともかく、円安に振れるきっかけがあれば、それに対して過敏に反応するはずです。
菅総理が日銀総裁が帰国した時に手を打ってもらうと発言しました。
今の政府日銀に何ができるのかと、たかをくくっている投資家はどれだけいるでしょうか。
「もし、円が下がったら」どうしようと、頭の中はそれで一杯でしょう。

結論です。
今週は84.7円~85円を基準に円は上がったり下がったりします。
円高へ戻る、とか、いよいよ円安だと決めつけないで、チャートを見ながら流れを読むのが勝つ秘訣だと思います。

※もし、今週、一方的に円高、円安に進むようなことがあれば、この予測は大外れということですが、その可能性が皆無とは言えません。自分自身でチャートを追うことをお勧めします。

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